精神科に行こう

一昔前に「精神科へ行こう」という漫画本がありました。精神科について分かり易く、ユーモラスに描いている本です。
実際に行ってみると、さまざまな人がいます。ちなみにここでは「障害」と表記せずに「障がい」と表記します。「害」という字は「傷つけること、災い」などという意味があるからです。決して障がい者は「害をなす存在ではない」ことをご理解ください。
まず、病名によって表れている症状が一人ずつ違います。
うつ病と統合失調症、躁うつ病(双極性障がい)や適応障がい、パニック障がい、摂食障がい、パーソナリティ障がい、発達障がいなど多くの病名があります。
生まれつき脳の機能に障がいがあり、生きづらさを感じている人や、幻覚や幻聴により日常生活が送れない人、気分にムラがあり、それにより生き方や人生を狂わされ、家族や職場仲間、友人関係を破壊してしまう人がいます。
まだ発症のメカニズムが解明されていない病気もあるので、お薬が適切に処方されない場合もあります。医師の経験則に基づくので、病名や薬の処方が途中で変わる事もあります。
本来は精神障がいと違い、発達障がいの方も精神科に通院される方が多いです。なぜなら社会的に「発達障がい」についての理解が遅れているからです。
精神科には「思春期外来」というものがあります。病気の発症時期が思春期に多い事から、家族が早めに通院を促し、少しでも病状の悪化を食い止め、できるだけ社会に適応できるように、生活面もサポートする存在です。
精神障がいを持つ方の多くは、とてもシャイだったり真面目な人も多いですが、適切な治療を受けなかったり、服薬を勝手に中断してしまうと症状が悪化して人を傷つけたりする人もいます。
法を犯してしまう精神障がい者の事を「触法精神障がい者」と呼びますが、その中には知的な障がいがあったり、認知の歪みなどでひどい被害妄想から抜け出すための行動が結果的に法に触れてしまうことがあります。
繰り返しますが、多くの精神障がい者は優しくてシャイで、人付き合いが苦手な人が多いです。しっかり服薬をすれば、法を犯すようなことをする人はいません。
精神科は必ずしも特別な存在ではありません。寝られない時、気分が悪くそれが何日も続きつらい時など、ひどくなる前に気楽に行ってみてください。

精神科に行こう